「天然成分配合」って本当に安心? | SoHair シャンプー & ヘナ  
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「天然成分配合」って本当に安心?

天然成分配合って本当に安心?

天然成分配合って本当に安心?

天然成分ならすべての人に無害ということではない

天然成分が配合されている製品は、お肌や身体に優しい気がしますよね。一見、良いもののように感じてしまうのですが、鵜呑みにしていいのでしょうか?
天然成分=「良いもの」と考えるのは、早計かもしれません。

天然成分だから、植物成分だから、といって全ての人に安全なわけではないのです。
小麦アレルギーや蕎麦アレルギーの人がいるように、害になる人もいますよね。そのことは忘れないでくださいね。

     

天然成分と合成成分って、どこが違うの?

まず、天然成分と合成成分の違いからご説明します。

≪合成成分≫
合成成分イコール「石油から作られたもの」というイメージをお持ちかもしれませんが、石油由来のものの他に、動植物を原料とした合成成分もあります。
安息香酸、合成ビタミンC、Aなどがそうです。(成分表にビタミンCやビタミンAという表記があれば、それは合成のビタミンということになります。自然界には、ビタミンCやAの単体では存在しませんので^^)

≪天然成分≫
水、アルコール、オイルなどによって動植物の組織成分を変えることなく抽出したもの。成分表記としては、アーモンド油、バラ水、ローズヒップ粉末など、素材そのものの表記になります。その中に、色々なビタミンなどの成分が含まれているのです。

  

天然成分なら、全部同じなの?

天然成分を使用して抽出されたものでも、溶剤が何であるかを見ることが大切です。
もし、抽出溶剤石油系だった場合でも、製品の裏の表示成分に「石油」とは載りません。よくわからないようなカタカナな横文字に化けてしまって、植物オイルで抽出したものか?石油系溶剤で抽出したものか?消費者にはなかなか理解しにくいのです。
よくある成分表記の例をご紹介いたします。

○合成油剤成分の例
・ミネラルオイル
・安息香酸アルキル
・ベンジルアルコール
・イソステアリン酸イソプロピル
など

「天然成分配合」という言葉は何やら、優しい響きなのですが細かなところまで見てから判断しましょう。また、植物アレルギーなどの有無もご確認くださいね。

植物の溶剤では、下記のようなものがあります。

○植物油剤の例
・ホホバ油
・オリーブ油
・マカデミアナッツ油
・シアバター
・カカオバター
など

成分で多く含まれる順に表示しなければならないという決まりがありますので、その順番も見てもらえばどれくらい含まれているかの目安にはなると思います。

  

どうして油剤も天然が望ましいの?

せっかく植物成分を採用しても合成成分を使用することで、植物のもつ抗酸化作用などの力が失われてしまいます。それは、自然に育った植物は、自然界には無い合成成分ではその働きができない状態に変化してしまうからです。

また、人の身体も自然界に無いものを分解する酵素を持っていません。いくつもの合成成分が組み合わさった物質を体内に入れ、日々蓄積することで大きな健康被害をもたらす可能性もあります。また、自分に症状がでなくとも、お子さんやお孫さんへ影響が出ると言われている環境ホルモンに変化するものもあるのです。

食べ物には気を付ける人も、洗剤やシャンプー、洗顔料、化粧品には食べ物ほど気をつけない人が多いのですが、本来はシャンプーや洗顔、身体を洗うものにも気をつけなければなりません。

食べ物は肝臓や腎臓で代謝されますが、皮膚から吸収された合成成分は合成界面活性剤などにより経皮吸収され、ダイレクトに血管から細胞へ入っていくからです。特にこれから妊娠する可能性のある女性、赤ちゃんやお子さんには、そういった日用品から気を付けることをおすすめします。

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