■ どんなに歳をとっても白髪は嫌なもの
直接の薄毛との関連性はきっちりと証明された訳ではないですが、カラーリングを繰り返す事により髪が細くなったと感じているお客様は多いと思います。
白髪の生えている場所にもよりますがファッション要素で染めている方よりも、白髪で染めている方の方がはるかに気になると思うので、その分カラーリングする頻度も多くなります。
やはり気になるのか、多い人は2週間に一度くらい染めています。分け目に白い筋ができてしまい目立つので気になってしょうがないのでしょう。
人の毛は一ヶ月に1センチくらい伸びるといわれていますが、分け目だと左右で1センチ+1センチ、合計2センチが白髪になってしまいます。
白髪はやっぱりふけて見えます。どんなに歳をとっても、女性は若くありたいと思うものです。
やっぱり白髪で外出できるかというと、老けて見られたり自分的にも人目が気になってしまい堂々と出かけることもままならず、後ろに人が立ったり電車などで座ったときにも目の前に立っている方の視線が気になったりもするようで、常に帽子やウィッグをかぶるようになったりしている方も多いようです。
白髪をどうにかしたいという女性の気持ちはよくわかります。
■ カラーリングで薄毛になる?
美容室は美容室で、売り上げが増えるように定期的に白髪染めをするようなサービスを薦めています。
白髪が嫌だと思う女性は、精一杯老化に抵抗したいですし、美容室の販促に乗せられて、白髪染めにせっせと通うようになるのです。
そういう事を踏まえると、お客様がアレルギーになっても余程ひどい状態になるわけでもなかったりするならば、なんとか染められるようなら染めようとする心理もわからなくはありません。だからこそ結局繰り返し染めてしまう方も多いのでしょう。
そして染める回数が多ければその分、髪にも頭皮にもダメージを受けやすくなる傾向にあります。
頻度も増えるとより細毛につながるという事も否定はできないです。
■ アレルギーの原因になるカラー剤の成分を溜め込んでいっている?
また、染色剤に入っている化学成分はどんどん体内に入って蓄積していっているので、染めれば染めるほどアレルギーになる可能性はあがってきているでしょう。
一回ではアレルギーが出ない人でも、度重ねてカラーしているとある日突然にアレルギーになる人がいるということは化学成分を溜め込んでいるのではないでしょうか。
美容師の私から見ると、同じ染めるにしてもリスクの軽減するため、リスクのほとんどないヘナやへアマニキュアなどで染める方がアレルギーのある方は良いように思えます。