「石けん」は、みんな同じではない!? | SoHair シャンプー & ヘナ  
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「石けん」は、みんな同じではない!?

「石けん」は、みんな同じではない!?

「石けん」は、みんな同じではない!?

石けんにも種類がある

ひとことで「石けん」と言っても、正しく認識できている人は少ないのではないでしょうか。まず、石けんには、固形石けんと液体石けんがあります。

身体や顔を洗う「固形」のものが「石けん」で、食器や洗濯洗剤を「石油由来の合成洗剤」と思っている人が多いようです。しかし、それは大きな勘違いなのです。ここでは、勘違いし易い「固形石けん」についてお話しいたします。

実は、固形石けんにも、2通りの種類があります。判りやすいように分けますと、固形の「純石けん」と、固形の「合成石けん」ということになります。

本来の石けんである純石けんだけを「石けん」と言えれば、ややこしくなくて良いのにと思いますが、そうもいかないようです(笑)。固形だったら全てが「純石けん」であると思っていませんでしたか?実はそうではないのです。ひとくくりに石けんと呼ばれていますが、実は原材料や作り方が全然違うのです。

  

固形の純石けん

固形の純石けんの原料は、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)+ 植物または動物オイルです。植物または動物オイルにアルカリである水酸化ナトリウムを加えると「石けん」ができるのです。その為、純石けんは弱アルカリ性になります。この作り方は5000年前から基本的に同じです。

洗浄成分は脂肪酸ナトリウムとなりますが、身体用では、表示が「石けん素地」と表記されており、これにハーブや植物エキス、天然香料(精油)をブレンドしたものもあります。

(液体の純せっけんは、水酸化ナトリウムではなく、水酸化カリウムを使います。)

  

固形の合成石けん

原料は、洗浄成分に石油由来の合成界面活性剤を使っています。合成界面活性剤の例としては、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキル硫酸Na、PEG、PPG、コポリマー、コミカドMEA、ココアンホジ酢酸2Naなどがあげられます。

合成界面活性剤のほかにさまざまな石油由来の防腐剤、合成香料、合成色素など原料が配合されます。

合成保存剤(パラベン・フェノキシエタノール・安息香酸ナトリウムなど)、油剤として石油や合成油剤、合成溶剤(BG,PGなど)、タール色素(黄色4号、赤色202号など)、合成香料(アルデヒドなど)が使用されています。

  

弱酸性の石けん?それは純石けんではありません

そして、弱酸性の洗浄剤も、純石けんではありません。上にも書きましたように、石けんは本来弱アルカリ性です。弱酸性の、あたかも石けんのような洗浄剤は、石油由来の合成界面活性剤が主成分の合成洗剤なのです。

洗浄成分に「石けん素地」「カリ石けん素地」と表示しているものだけが「純石けん」です。「石油系合成界面活性剤は含んでいません」と表示されていても、成分表を見ると、植物+石油系の合成界面活性剤を使っている場合が殆どです。

同じく、植物性〇〇配合や、オーガニック、自然派としながらも、使用されている植物のみオーガニック栽培で、溶剤は石油系溶剤であったり、合成界面活性剤、合成防腐剤、合成香料が使用されていることも多いです。

なぜ、このような合成石けんが多いのかというと、石油由来の材料は安価で手に入りやすく、一度に大量に作ることができるからなんです。

石油系の合成洗剤を大切なお肌のケアに使いたくない、と思われている方は、固形石けんであっても成分表に目を向けることが大切ですね。

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